「えがおでつながろう!あなたへ。ふるさとへ。未来へ。②inあいづ」,「昭和の歌謡ショーin早春のあいづ」

今回の活動は,大熊町と富岡町の帰還者との交流,また,その帰還者と会津若松市への避難者との交流をするものでした。

①「昭和の歌謡ショーinあいづ」の開催

結構遠くなった昭和を思い出しながら,「国境なきいぬねこ音楽隊」による歌謡ショー(歌,お話)を楽しむものでした。この開催に当たっては,一般社団法人JASTさんの協力をいただきました。
この活動の大きな目的は,「地域や立場を越えた交流活動」を行うことです。避難者,帰還者,応援者その他いろいろな人が一つの場所に集まり,この歌謡ショーを通して一つになりました。この交流活動は,次年度も継続します。
コロナウイルス対策のため,皆様には「ハミングで…。」とお願いし,盛り上がりすぎは禁止でした。この雰囲気は写真でどうぞ。

 

 

②「会津若松市視察」…福島県立博物館等

大熊町,富岡町からの参加者の活動です。
諸般の事情により,予定参加者数の6割程度の参加となりました。こちらでは,今までの参加者に対して,郵送,電話連絡,訪問,植栽活動での連絡,ホームページ掲載等でお知らせしてきました。しかし,バスの中,参加者からの話で,周知方法について,「何回も知らせる。」「災害公営住宅内でもこれらの活動を知らない人がいる。」「隣りの団地の人とは交流がない。」などが出されました。「なるほど。すそ野を広げましょう。」次年度への反省として生かします。
福島県立博物館…参加者の真剣なまなざしを写真でどうぞ。

 

 

③「心のお話」…バスの移動中実施

コロナウイルス対策のため,録画物を作成(東京家政大学三浦教授)いただいていたので,行きのバスの中聞きました。三浦先生には,数年前から仮設住宅での子どもの支援に協力いただいていて,そのときの子どもや大人の様子を思い浮かべてお話しました。」とおっしゃっていました。参加者の心に響くお話だと思いました。
なお,今後もこのようなスタイルの「講義」も選択肢の一つとなりますが,できるだけ「人と人との温かい触れ合いを通して」を大事にしていきます。三浦先生には,「心のお話」のホームページ掲載をお認め頂いています。5月以降公開予定です。
三浦先生,今度はこちらへどうぞ。

 

開催日時

令和4年3月25日(金)8:00~18:00

場所

会津若松市視察(福島県立博物館等),会津若松市(スペース白虎町)

参加者数

大熊町大川原地区住民・富岡町住民等11名,大熊町の避難者(会津若松市城北団地,年貢団地)14名,その他5名。