役員研修視察inやまがた

この事業は,普段は見ることがなかなかない奥羽山脈の西側に位置する上山市を訪れ,「山形の文化や自然に触れながら学び,交流してこれからの活動に生かす。」を主な目的にして実施しました。

活動の様子,はじめは,昼食について。あまりにうれしかったので。
まず,「こんにゃく番所」でこんにゃくづくしの昼食でした。その味はもちろん,いろどり,香り,笑顔の接客など,役員の皆様は大満足。担当さんは,今まで数十回,昼食等のお世話をしてきましたが,「担当さん,最高!」参加者からこれほどおほめをいただいたことはありません。担当さんは,久しぶりに鼻高々でした。
このことはその通りなのですが,実はいちばんお伝えしたいのが,「こんにゃく番所」のおかみさん(?)のお話です。
2週間ほど前,同じコースで下見・打合せをした折,本団体が相双地域の子どもと地域の皆様を応援していること,10月10日に本団体役員の皆様を連れての昼食だということをお知らせしていました。
そして当日の会食中,おかみさんが,「私は,ここ(上山市)に住んでおりますが,皆様のことは,心の中でずっと応援しております。」と優しい口調でお話していただきました。相双地域の子どもや住民への思いを募らせてのお話でした。そのあと3品ほどお料理のサービスをしていただきました。ありがとうございます。
しかし,そのお料理サービスよりもっと私たちの心にしみたのが,おかみさんが一言添えていただいた先ほどの言葉のプレゼントでした。こんにゃくにも味がしみ込むわけですね。
役員の皆様も担当さんもさらに頑張ろうと思いました。

なお,研修視察場所は,次のとおりです。

  • 昔から誰もが知っているでん六豆の「蔵王の森工場」

私たちがイメージしている緑色で砂糖をまぶした豆だけでなく,たくさんの種類が作られていました。一袋に何種類かの小袋が入っている「アソート」は,重さその他を厳しく管理されてできあがっていきました。工場内が撮影禁止のため,写真で紹介できないのが残念です。係の方が笑顔で丁寧に対応してくださったことにも感謝です。

  • 斎藤茂吉記念館

山形が生んだ歌人,斎藤茂吉の作品や,業績などの資料が収蔵・展示されています。1階には映像展示室があり,約18分で斎藤茂吉の生涯を概観できます。全員で視聴し,それぞれに感銘を受けました。お勧めですよ。

  • 帰路

蔵王エコーラインを通り,宮城県に抜ける途中,御釜を目指しました。蔵王の中腹から紅葉が始まっていて,秋を感じます。しかし,山頂近くになると霧のため視界が悪くなり,残念ながら「あちらが御釜です。」となりました。

 

全体の移動時間は長かったのですが,役員の皆様の車中での会話から,満足度の高い研修視察となりました。

開催日時

令和6年10月10日(木)7:15~18:00

場所

山形県上山市方面(レンタカー使用)

参加者数

そうそう子ども公民館役員8名,スタッフ2名