アートセラピー『臨床美術』で元気になろう!
今回は,東京家政大学から2名の先生をお呼びして,「アートセラピー『臨床美術』で元気になろう!」(同大教授 保坂 遊 先生)と,「心の相談」(同大教授 三浦 正江 先生)で,参加者の心に寄り添う構成です。
「アートトセラピー『臨床美術』で元気になろう!」
この事業は,絵などの作品をつくることを通して,「脳と心を元気にする」ものです。次のような活動でした。
⇒黒色の紙(縦約30cm,横約13cm)に,黄色のテープ(1cm幅,5㎜幅)を紙に自由に貼る。
⇒黒色の紙に,自分の思いのまま,白い絵の具をスポンジで塗った後,その上から自由に選んだクレヨンで色を塗る。
⇒黄色のテープをはがす。
⇒黒色の紙を少し大きい黒色の台紙に貼り,少し手直してできあがり。
最後に,みんなの作品を掲示して,保坂先生から一人ずつお褒めの言葉をいただきました。参加者は,これがとてもうれしかったようです。
「心の相談」
三浦先生は、10年以上前から、福島市や二本松市の仮設住宅で暮らすそうそう地域の子どもを,学びや遊びを通して応援してくださっています。
- 心のアンケート(三浦先生作成・全員対象)
皆様が回答した内容は,三浦先生だけが読みます。
その後,三浦先生から,一人一人に宛てた手紙がそれぞれに届きました。その手紙には,その人の心のようすや,これからの心の持ち方のヒントが書かれ,その人を励ましてくださいました。 - 心の相談(三浦先生と相談者だけでの面談)
「人とのかかわりに悩んだり,なんとなく気分が落ち込んだりしたとき,三浦先生とお話をして,心の健康のヒントをつかんで,これからの自分の生活に生かしましょう。」という趣旨で実施しました。
今回は,1名が受けました。この方は,2年前にも三浦先生の面談を受けています。30分の予定でしたが,1時間を超えました。担当さんは少し心配しましたが,「笑顔があふれた楽しい面談でしたよ。」と,その後三浦先生が教えてくださいました。相談者さんは,来年もやりたいそうです。
担当さんから…次回も2026年2月中旬ごろ,お二人の予定を調整していただき,また実施いたしましょう。お約束です。
開催日時
令和7年2月16日(日)10:00~13:006
場所
Linkる大熊 研修室1
参加者数
学び舎ゆめの森の子ども5名,同卒業生1名・保護者4名,地域の皆様10名,スタッフ2名
お問合せ先…そうそう子ども公民館 代表 新山 伸一 電話070-2037-2777